10月03日(日) 16時20分03秒

新作情報163「縛られた女子高生」(SOFT ON DEMAND)主演:井森優 監督:高橋孝英

結論を言えば、今年最大級のタコビデオでした。発売前から期待させ、女優が良いのに内容がないというタコビデオの条件を見事に満たしています。

井森優はミッション系の女子高に通う3年生です。彼女は担任の教師と婚約しています。一方、婚約者は校内の腐敗問題に真剣に取り組んでいます。それを煩わしいと思う男たちは彼女に魔の手を伸ばすのでした。
以上は冒頭テロップで流れます。手抜きといえば手抜きですが、へたな演技をされるより良いと思います。

責めの内容は以下の通りです。
1) 制服で後ろ手上下胸縄縛りで緊縛された井森をベッドの上に仰向けに寝かせ、スカートをめくりパンティの上から性器を愛撫。豆手ぬぐいの猿轡から喘ぎ声が漏れます。撮影は責め手の持っているハンディカメラとカメラスタッフの2台のカメラで行われます。印象としてはハンディカメラとスタッフのカメラの連携がうまく取れていないというような気がしました。無駄な絵が全体的に多くなっています。

2) 猿轡を取り、責め手は井森の乳房を露出させ、乳首を執拗に愛撫します。井森の目に涙を溜めた表情は可憐です。形の良い乳首は勃起し、井森の表情と喘ぎ声も良いので興奮できます。

3) パンティを鋏で切り、指責めからバイブ責め。ボカシは「天使堕姦」より濃くなっている印象を受けましたが、気のせいでしょうか。パールロータをクリトリスに当たる辺りでテープで固定し、膣内に熊ん子を挿入します。井森の喘ぎ声に派手さはありませんが、むしろ楚々として自然です。眉間の皺が快楽と戦っている様子を良く表しています。彼女のSM女優としての素質を感じ取れる表情と思います。バイブ責めは井森がイッタような表情で終わります。

4) そのままの姿勢で、性器に責め手の足の親指を挿入しての愛撫。足の指での愛撫は女性に屈辱感を与えると思います。井森もそのことを知ってか知らずか良い表情で喘ぎます。しかし、時間的に短く、かつこの責めはバイブ責めでイカせる前に行うべきと思います。中途半端に終わってしまいました。

5) ベッドの上でのフェラチオ→ファック。ファックは男性が仰向けに寝て、その上を女性が跨いで挿入するという私の好きな体位ですが、挿入して乳房を愛撫して数秒でこのシーンは終わってしまいました。

6) 全裸で狸縛りにされている井森を男二人で犯すシーン。井森の乳首には紐が結ばれていて、それを引っ張ると井森の表情は苦痛でゆがみます。これももっと続けて欲しいと思いましたが、責めが始まったと思ったらフェラチオ→ファックと移ります。このファックシーンも最後まで撮影されません。また、フェラチオが始まると井森は完全に男を積極的に受け入れてしまっています。

7) 結婚式のシーン。新郎は拘束されボールギャグを噛まされています。井森のドレスをまくると股縄が施されています。井森は全裸でテーブルの上に仰向けに寝かされ、数名の男から愛撫を受け、フェラチオを強制されます。

8) 全裸で後ろ手上下胸縄で緊縛された井森は蒲団の上で初老の男に性器と乳房を愛撫されます。このシーンは非常に短く、シーンの位置付けが不明です。

9) 顔に蝋燭責めを受けた井森の顔を鞭で叩き、背中も鞭責め。このシーンはMADさんの書かれていた通り、本当に10秒程度でした。ビデオはそのシーンで突然終わります。

以上の通り、なぜこんな作品を作り、かつ4800円という価格で売り出したのか理解に苦しむタコビデオでした。

まず、責めもファックも中途半端です。特に最後に10秒間映る鞭責めのシーンは見ごたえがありそうなのに、そのシーンが一瞬で終わってしまうというのはストレスが溜まります。編集のまずさなら、発売前に校正すべきチョンボですし、SOFT ON DEMAND全体の趣味の問題なら、そのセンスを疑ってしまいます。
それからカメラワークが悪すぎます。前半のバイブ責めのシーンはそれなりのシーンと思いましたが、井森とカメラの間に責め手の背中が入ってしまう場面もありましたし、やはり責め手のカメラに映る絵は画面が揺れ落ち着きません。そして責め手がカメラを持つというのは、何となく行き当たりばったりの撮影という印象が強く、手抜き工事の感を拭うことができません。ただ、この辺は趣味の問題で、主観的な画面が見たいという人は気に入られるかもしれませんけど。
しかし、井森優は優良美人SM女優と思います。バイブ責めで見せる快楽と屈辱の狭間に悶えるという表情は、この作品の収穫です。是非、他の作品、出来たら高橋孝英以外の監督作品に出てもらいたいと思います。
なお、書いていたら新たな怒りを覚えましたので、この感想はSOFT ON DEMANDにメールすることにします。