1999年12月15日<水>23時25分
新作情報183「蛇縛の淫辱飛行」(蛇縛・アタッカーズ)主演:坂巻リオナ 監督:不明
蛇縛がアートビデオの斉藤茂介監督路線に入りつつあることを認識してしまった最新作です。
主演は坂巻リオナ。好みではありませんが、きれいな顔立ちでスタイルも悪くありません。某名家のぼんぼんがお見合いをします。このぼんぼんですが、男優の名前は知りません。「蛇縛輪姦2」(秋山みほ)で教師を演じていた清水大敬に似ている男優です。この人が出てくると画面に緊張感がなくなってしまうような気がします。折檻を主題としたSMビデオには似合わないような気がしますが、これは趣味の問題です。このぼんぼんを「若」と呼ぶ執事が速水健二。設定は若のお見合い相手である坂巻リオナを睡眠薬で眠らせ、おもちゃにするという単純なものです。若はスチュワーデスマニアでかつフィギャーコレクターです。坂巻に見合いのときは制服で来て欲しいと言ったり、お見合いの席でアニメとフィギャーが好きだと言ったり、オタクぶりを発揮します。責められているあいだ中、坂巻はスチュワーデスの格好、全裸のときも帽子とスカーフは着用されています。蛇縛の場合、こういった責められる側の社会的立場あるいは職業のシンボルに固執しすぎるきらいがあるように思え、この辺が蛇縛の気に入らない点ですが、これも趣味の問題ですね。
責めの内容は
1) 睡眠ガスで眠らされた坂巻を裸にし、バイブを挿入。途中、坂巻は目をさまします。モザイクは大手ビデオよりやや薄いといった程度になっています。あまり、面白いバイブ責めのシーンではありませんでした。
2) イメージ的なシーンで、全裸の坂巻を後ろ手上下胸縄縛りで緊縛し、股縄を施し放置。股縄がある程度決まり悪くない緊縛姿と思います。
3) 制服の坂巻を後ろ手上下胸縄縛りに緊縛し、椅子に座らせ顔責め。坂巻の顔が面白すぎ、全く興奮できませんでした。どうも顔責めは苦手です。続いて鼻責め。最近、鼻責め自体珍しいのではないでしょうか。
4) 全裸でパールロータを性器に装着され、大の字で立ち姿で鉄格子に拘束されている坂巻へのクリップ責め。乳房、性器、舌へクリップを装着してゆきます。坂巻の反応も悪くなく、そこまでは良いと思いましたが、鼻から始め顔全体にもクリップを装着します。SMの魅力は責められる女の美しさにあります。顔への責めはそれとは逆方向にあると思います。しかし、これも好きな方は好きなのでしょう。
5) 全裸で後ろ手上下胸縄立ち縛りで片足を吊られている坂巻のイメージ的シーン。彼女は縄が似合うタイプかもしれません。
6) 上手に縛られ、脚を伸ばすように緊縛され、床に仰向けに寝かされた坂巻への蝋燭責め。坂巻の反応は良く、それなりに楽しめると思います。責め手の速水はペットボトルを持って、口に含めて坂巻に吹きつけたり胸を覆う蝋涙に掛けたりします。これが責められる側にどういう効果を与えるのか不明です。坂巻は涙声になり、若へのフェラチオを強制され、蛇縛のお得意のシーンとなります。この尻への蝋燭責め+フェラチオというパターンは本当に止めて欲しいと思います。顔にモザイクがかかるし、人がフェラチオされているのを見ても面白くも何ともありません。坂巻の目からは涙が流れ、ビデオは終わります。
坂巻があまり好きでない私は冷静に見ることが出来ましたが、顔への責めが多かったこと、スチュワーデスの帽子とスカーフにあまりにも固執していること、フェラチオと蝋燭責めの同時進行のシーンと、蛇縛の悪いところが目立った作品と思います。最近、あまりにもワンパターンでないでしょうか。今年は「蛇縛輪姦5」が良い出来と思いましたが、それ以外はこれぞという作品はなかったように思えます。来年を期待したいと思います。
ただし、この作品も責めは一通りあるので、めちゃくちゃ損をしたという作品でもなかったです。坂巻ファンは見られても良いかもしれません。