2000年2月12日<土>18時51分
新作情報205「緊縛レンタル妻 若妻、貸出し中9」(シネマジック)主演:秋野しおり 監督:秋山豊
中野英児さんのボールギャグ情報第1回で紹介された秋野しおり主演の新作です。一応ボールギャグシーン以外についても紹介したいと思います(笑)。
基本的に夫婦間のSMプレイを描く作品は好きでありません。SMは個人的にはファンタジーに近いものと思っていて、現実そのものの夫婦間にはそぐわないような気がします。そういった意味でこの作品は設定そのものが趣味ではなく、乗れない作品でした。
秋野しおりの夫、日比野達郎は事故に遭い脊髄を損傷し、意識は時々にしか戻らなくなります。夫婦はSMプレイを愛好していて、日比野はプレイできないことに悶々とし、秋野が遠くに行ってしまうような錯覚に陥ります。意識の戻ったある日、日比野は秋野に他の男とプレイをし、その状況を報告するよう要求します。秋野はプロの緊縛師(奈加あきら)や、幼馴染の樹(いつき)という男とプレイを繰り広げるのでした。
主演の秋野しおりは良いAV女優と思います。容姿は「モーニング娘。」の中澤裕子に少し似ているような気もしますが、中澤よりも個人的には好きです。プロフィールは「出身地:東京都血液型:A型 身長:155cm サイズ:B:83cm(B-65) W:54cm H:83cm 趣味:音楽鑑賞、ショッピング 特技:編み物」。縛られた姿も美しく、SM女優としての素質も持ち合わせていると思いますが、前作「奴隷女教師」と本作とも秋野のマゾ性が強調されるような設定となっていて、ただすけべなマゾ女以上の演技しか出来ていません。本当は「感じてはいけないのだけれども感じてしまう」的な女の哀しみが表現できるような作品に出てもらいたいものだと個人的には思います。
監督は昨年の私選ベストビデオ「被虐の女戦士」の秋山豊。この作品も丁寧に作られてはいますが、日比野の無念さの表現に力が入りすぎ、SMビデオとしてはいまひとつの作品になってしまいました。
責めの内容は
1)日比野とのSMシーン。中野さんの紹介されたシーンです。全裸で後ろ手上下胸縄胡座縛りに緊縛された秋山に赤いボールギャグを施し、涎を流させ、性器を指でかきまわします。秋野の表情、反応も悪くはありませんが、フェラチオ、ファックへと展開します。ファックは日比野の姿があまり映らず、まあまあのシーンでした。
2)黒いブラウス、ベージュのミニスカートで奈加あきらに後ろ手上下胸縄に緊縛されて裸にされるシーン。口の中に大量の布切れを入れられ、手ぬぐいで猿轡をされます。責めはなく、仰向けに水平に吊られ、このシーンは終わります。欲求不満が残りました。
3)全裸での蝋燭責めのシーン。マゾである秋野は自ら蝋涙を求めます。秋野がただのスケベ女にしか見えず、早送りしてしまいまいました。
4)黒いパンティだけで上手縛りそれを背中で固定された秋野を日比野が押さえ、樹が背中を鞭打つシーン。秋野の「あなた、愛していると言って」という科白はSM=愛情行為という大前提のもとで成り立つものであり、趣味に合いませんでした。秋野は樹をフェラチオ、日比野はさらに鞭を乱打します。秋野の顔は涙でぐしょぐしょになりますが、やはりSM=愛情行為という前提では乗れず興奮できませんでした。
と、ここまで書くとタコビデオのようですが、秋野のかわいらしさは捨て難いものがあります。2)の着衣の緊縛シーン、4)の鞭責めで涙するシーン、1)のフェラチオ、ファックシーンの順番で10分程度のダイジェスト版を作ったところ、意外に楽しめました。この作品はそういった利用方法が良いのではないかと思います。