新作情報251「メヴィウス2 前編」(オーロラプロジェクト)主演:なつき、ゆう 監督:葵刀樹

 『メヴィウス1』(前後編)の続編です。70分とパッケージには書かれていますが実際は90分作品です。
 このシリーズは、SMといってもハードな責めはなく、女もほとんど抵抗しません。設定も単純、セリフも最小限にとどまり、大げさな反応もなく、自然な演技に徹しています。そのため「SMビデオ」としては物足りない作品です。しかし、カメラワークの良さや、出演している女優が美しいため、ソフトSMとして、あるいは一般のAVとして見れば、見て損をしたということはないでしょう。
 出演は、前作より連続登場の なつき と、新たに獲物となる ゆう の二人。
 なつき は透き通るような美しい白い肌で、とにかく「こんなに美しい巨乳(Eカップ)は見たことがない」と言っても過言ではないほどのバストの持ち主です。どこか陰がある女性で、第1作では一瞬だけ笑みを見せたシーンが愛おしく感じました。
 ゆう も小柄ながらもDカップと、こちらも豊満なバストの持ち主。清楚なお嬢様的な雰囲気を持っている女性です。

 責めは前回の奈加に代わって、日比野が担当となっています。
1)木に縛りつけての放置
 前作でマゾ調教を受けた なつき が、新しい主人(日比野)の目を盗んで、浴衣姿で裸足のまま山林に逃げ込むシーンからスタートです。しかし、すぐに日比野に捕まります。

 ちょうど両手を広げて縛れる間隔に生えた2本の木に、そのように両手を縛られます。胸と股間をまさぐられ、そして目隠しされて、胸と股間を露わにされた状態で放置されます。放置する前に日比野は「ここは人は滅多に通らないが、もし誰かが通りかかったら…かわいがってもらうんだな」と脅し文句を言ってからその場を離れます。この一言が なつき に恐怖心を与えるのに効果絶大で、日比野が客の男を差し向け、犯させるシーンを盛り上げました。あとは葵監督の独壇場です。まず、男の顔は映らないように工夫した撮影で、あたかも視聴者自身が なつき と性交をしているかのような視点で撮られています。ただし、設定上はレイプに属するのですが、なつきの抵抗がなく、セリフもないため、普通の野外セックスと変わりありません。そのため、SM的な興奮度はないのですが、なつきの美しさを見られただけでも満足できるシーンです。
 ラストは中出しでした。

2)ゆうのオナニー
 なつき が犯されている現場をたまたま通りかかる学生服姿の ゆう 。それを見て、驚きながらも興奮してオナニーをする ゆう 。
 しかし、滅多に人が通らない山林に少女が一人で歩いているというのはあまりにも不自然な設定で、オナニーのシーンも並でした。
 オナニーをしているところを日比野に見つかり、ゆう は旅館に連れてこられます。

3)なつき のフェラ
 制服のまま縛られた ゆう が旅館で見たものは、全裸で前手で縛られて横たわっている なつき でした。なつき は日比野にフェラを強要されます。それを目の前に見せられる ゆう 。最後は口内射精です。フェラは個人的には好きでないので早送りしました。

4)ゆう への指責め
 全裸で縛られた なつき の目の前で、日比野は ゆう の制服を少しずつゆっくり脱がしていき、後ろ手、M字開脚に縛り、股間を指でまさぐり、いかせます。実際のプレイとして、彼女とソフトSMを楽しもうとしている人には参考になるシーン(かな?)。

5)二人への蝋燭責め
 背中合わせで縛られた二人への蝋燭責め。ただし後ろ手ではなく、二人の右手同士、左手同士を縛るという工夫がされていて、美しい緊縛シーンでした。
 他のシーンもそうですが、二人とも過剰な声は出さず、ぐっと耐え続けます。やがて縄を解かれたシーンに変わり、そっと抱き合った状態での蝋燭責めです。この「そっと抱き合った」状態がとても美しく、全身を蝋燭で赤く染められながら、絡み合った二人がもだえる姿には興奮をしました。

6)3P
 仰向けで、机に両手を広げて縛れた ゆう 。日比野は ゆう にフェラをさせ、なつき と接吻。続いて なつき が ゆう の胸をまさぐり、日比野は なつき の股間を背後からまさぐりながら、ゆう と性交。…
 この辺の映像は、一般的には無茶苦茶になりがちな3Pと違って、オーロラプロジェクトがやると、こんな良いシーンにできるんだ、というような出来になっています。
 最後に、ゆう の上に四つん這いになった なつき に日比野がファック。下敷きなっている ゆう は何を思うのか…。なつき の豊満な胸が ゆう の胸に触れ、暑い なつき の吐息が ゆう にかかる。このシーンも美しい映像になっています。
 最後に、日比野が仰向けになった ゆう をポラロイドカメラで写真に撮ります。ゆう は「帰してださい」と言ったところで「後編へ続く」のテロップが。

 前作「メビウス1」では、ソフトSMだとは知らずに見たため、西村さんの評価ほどいい作品だとは思えませんでした。しかし、渡辺なつきには、大石ひかるを初めて見たときとは違う、不思議な魅力を感じました。
 その渡辺なつきが再登場する「メビウス2」ですから、見ないわけにはいきません。結果的には前作の上をいく作品に仕上がっていました。余裕があれば、後編も見てみたいと思います。

                       (以上 アカネさん)