新作情報574「JORO 〜折檻女郎〜」(大洋図書) 主演:桃果サキ 監督:魁
(寸評)魁vs桃果サキ三部作の中では、もっとも一般受けする作品。桃果サキファンは飯を抜いてでも見る価値あり。ただ、ストーリー展開が暗すぎる。

魁監督、桃果サキ主演の最新作。緊縛折檻少女醜い熟女に飼われる家畜少女に比べるとはるかに一般受けする作品で、責めのシーンも充実しています。

久々の女郎モノ。30年ほど前のピンク映画には女郎モノはけっこうありました。ストーリーはだいたい暗く、男にだまされて売り飛ばされたり、男に逃げられて自殺したりと、ほとんどの映画は悲惨なヒロインの運命を描いて「終」のタイトルが出ます。
アダルトビデオではあまり女郎モノは見かけません。これは、セットや衣装が難しいのと、女郎を演じられる女優さんがいないことが原因と思います。一歩間違えると非常にチープな作品が出来上がってしまう可能性を秘めています。
今回の「JORO 〜折檻女郎〜」は前2作と同様、ドラマとして非常に良く出来ています。セットや衣装は、ほぼ完璧。助演陣も含めて、出演者は芸達者。脚本も座りの良い脚本で、納得の行く展開です。

主演の桃果サキは前作では、美少女という設定でしたが、今回は薄幸な女郎を体当たりで演じています。桃果サキはもともとは綾瀬すみれ、平井ゆきなという名前で3年ほど前から活躍していた女優さんです。したがって、実際の年齢は、美少女というよりも、大人のお姉さんに近いような気もします。
表情は幼くても、身体がかなり成熟しています。ビデオで見るもちもち感は、20前後の女の子にはないでしょう。幼い表情と成熟した身体つきが彼女の魅力であり、縛られた姿は非常に嗜虐的です。すでに引退したようですが、是非カムバックしてほしい女優さんです。

時代の設定はおそらく大正時代前後。貧困の中、若くして村を離れ女郎となってしまったおつね(桃果サキ)には政治(吉原文孝)という許嫁がいました。
馴染みの客(幸野賀一、徳田重雄)から緊縛して犯されたり、蝋燭で責められたり様々な受難を受けています。そんな、不幸な日々の中、突然、政治が訪れます。
しかし、やり手婆(篠原ケイ)に見つかり、政治は殺され、おつねも復讐を遂げた後、自害してしまいます。
文章で書いても暗い内容ですが、映像で見るともっと悲惨です。これはシーンが計算されていることもありますが、桃果サキの演技、表情がすばらしいことにあります。特にラストは政治を殺した客を毒殺するシーンは、凄惨でした。。
化粧のとき、客の目を盗み、桃果は自分の性器に毒薬をふりかけます。この客は緊縛された女郎の性器を舐めまくるのが好きという性癖があります。案の定、客は桃果の性器を嘗め回し、毒で血を吐き絶命します。性器を舐められている桃果は仇に舐められているわけですから、感じてはいけません。声をあげまいとする桃果の表情が可憐です。
最後、桃果は服毒自殺して、血を吐いて果てます。これは美しいラストではありますが、悲惨です。
昔、ピンク映画で男に逃げられた女郎が電球を性器に挿入し、男を思い出しながらオナニーしている間、電球が性器の中で割れてしまい、血だらけの中で絶命するというラストシーンがありましたが、それ以上に悲惨なラストと思いました。

以上、ドラマとして良く出来ていますが、責めのシーンも充実しています。前2作とは違い、今回は責め手が静かに責めているので、落ち着いて見られます。

主な責めの内容は

○全裸で緊縛された桃果への蝋燭責め。
責め手はおなじみの徳田重雄ですが、今回は静かに責めています。桃果の反応は前2作より、激しい気がします。ただ、桃果が責められるのはお尻だけ。前2作もそうでしたが、乳房に垂らされる蝋涙も見たいものです。

○全裸で上手吊りにされた桃果へのスパンキング。
篠原による責めです。平手、細棒、定規と責め具が変わっていきます。鞭よりも痛いのでしょうか。最後、桃果は涙を流します。桃果が涙を流すシーンは、3部作の中でも、このシーンだけと思います。

なお、今回は濃厚なフェラチオシーン、本番シーンもあります。平井ゆきな名義でのビデオの濡れ場よりも、桃果の身体が成熟した分、濃厚な感じになっています。

以上、お勧めの作品。前2作に不満を感じた桃果ファンは必見と思います。

    (2010年4月アップ)


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