投稿日:1999年01月02日 18時30分32秒
1998年度私選ベストSMビデオ・ベスト女優
作品賞
「蛇縛輪姦 2」 主演 秋山みほ 監督 不明 (アタッカーズ・蛇縛)
主演女優賞
橘未稀(『美畜病棟』『蛇縛の罠』の演技により)
SMビデオベスト10
1位「蛇縛輪姦 2」 秋山みほ 不明 アタッカーズ・蛇縛 186.0
2位「奴隷姉妹 3」 篠原真女・小野美晴 川村慎一 シネマジック 185.0
3位「蛇縛輪姦」 有森いずみ 不明 アタッカーズ・蛇縛 178.0
4位「蛇縛のコックピット」持田薫 不明 アタッカーズ・蛇縛 174.0
5位「奴隷通信 No.5」 田川沙也 村上RYUJI アヴァ・アートビデオ 172.0
6位「緊縛レンタル妻 若妻、貸出し中8」沢山涼子 秋山豊 シネマジック 171.0
7位「美畜病棟」 橘未稀 不明 アタッカーズ・死夜悪 169.0
8位「奴隷花 98」 白鳥七瀬・菊池えり 吉村彰二 シネマジック 168.5
9位「奴隷秘書20」 白鳥七瀬 川村慎一 シネマジック 168.0
10位「生贄のキャンペーンガール」星崎るい 大沼栄太郎 シネマジック 167.5
SM女優ベスト10
1位 橘未稀(142)、2位 有森いずみ(138.0)、3位 白鳥七瀬( 137.0)、4位 星崎るい(135.5)、5位 篠原真女、田川沙也、小野美晴(135.0)、8位 中野よう子(134.0)、9位 秋山みほ、麻生早苗(133.0)
(ベスト10圏外)
11位「仮面の花嫁」 小野美晴 若月美廣 シネマジック 167.0
12位「蛇縛の罠化粧」 橘未稀 不明 アタッカーズ・蛇縛 166.0
13位「緊縛の乳奉仕」 篠原真女 不明 サクセスエンターテインメント 164.5
13位「生贄の損失補填」 遠藤悠美 不明 アタッカーズ・死夜悪 164.5
13位「淫虐の扉」 岬由花 斉藤茂介 アートビデオ 164.5
16位「喪服奴隷Z」 篠原真女 秋山豊 シネマジック 164.0
17位「奴隷女教師・女囚淫夢」 麻生早苗 tohjiro シネマジック 162.0
17位「蛇縛の艶変化」 麻生早苗 不明 アタッカーズ・蛇縛 162.0
19位「桃尻監禁魔」 水原美玲 海野TODO アヴァ・アートビデオ 160.0
20位「瓶詰女陰」 遠藤悠美 不明 ハリウッドフィルム159.0
解説
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「アタッカーズの猛撃・新レーベル続々登場」 |
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1998年は日本のシステムそのものが根底から覆された年だった。凡人が首相の座につき、「アイアムオプチミスト」とオヤジギャグを飛ばした。失業率は4%という高さを保ち、長銀、日債銀が国有化された。「毒」という言葉が社会を表わすキーワードとなった。これまで日本人が享受していた安全、安定というシステムが音を立てて壊れていくのを多くの人が実感した。そんな中、SMビデオ界もシネマジック、アートビデオ、奇譚クラブという寡占体制が崩れ、沢山のレーベルが参入した。アタッカーズの蛇縛・死夜悪、ハリウッドフィルムのスパイダー、サクセスエンターテインメント、どれも基本的にはレンタル禁止のセルビデオだが、ヘアーが完全に表現され、性器の形が判る程度のボカシの薄さで人気を集めた。 その中では蛇縛・死夜悪を持つアタッカーズが猛進撃を行った。ベスト10を見ても1位を始め合計4本が入賞している。どちらのレーベルもストーリーを重視した丁寧な作りと、有名なAV女優を使うことが特長で、多くのセルビデオ屋はアタッカーズのコーナーを設けた。また、蛇縛はセックスシーンを排除し、SMに絞ったこと、死夜悪は中だしを行い凌辱を徹底的に表現したことも、大手のSM・凌辱ビデオに飽きたマニアの支持を得たのではないだろうか。 いわゆる老舗のシネマジックは昨年同様、今年も様々な美人女優を使いマニアを楽しませてくれた。2位の「奴隷姉妹 3」は最後まで1位を争い、1ポイント差で1位を蛇縛に譲った。篠原真女・小野美晴という美人女優を上手に使い、肉体的だけではなく心理的な責めの表現にも成功した傑作だ。ただ、自らSMの世界に入ってゆくという点で「蛇縛輪姦 2」に1歩及ばなかった。シネマジックの作品は合計4本入賞した。 |
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6位の「緊縛レンタル妻 若妻、貸出し中8」は主演の沢山涼子の羞恥心を表現できる演技力を評価した。白鳥七瀬の作品も8位と9位に入賞した。ふたつの作品も丁寧な作りと縛られた女性の美しさを表現した作品だと思う。10位の「生贄のキャンペンガール」は昨年のベストビデオ「奴隷秘書17」の大沼栄太郎監督の作品で、責めも女優もそこそこ評価できる作品ではあるが、「奴隷秘書17」に比べると脚本があまりにもシンプルすぎた。もうひとつの老舗のアートビデオは5位に「奴隷通信 No.5」 が入賞している。しかし、この作品は主演の田川沙也が筆者の好みであることだけで入賞した作品であり、生理中の女優を使うなど作品の荒さも目立つ作品だった。アートビデオは昨年と同様、素人を使った作品を多く提供した。ストーリー物が減り、作品も昨年に比べるとさらに雑になってきている。黒田透のいた頃と比べると同じレーベルであることすら忘れさせるような水準であり、根本的な改革を望みたい。 やはり、発表作品の多い大手レーベルの作品水準が高いと、SMビデオ業界全体が盛り上がるので、今年は老舗の発奮を期待したい。 |