この作品の女優・岡本百合は1988年上半期のみの僅かな期間に活動した女優で、残したビデオはオリジナル作で10本以下と少ないのですが、B90-W60-H90と巨乳を武器にパイズリをメインとした一般作品に出演していました。そんな彼女が引退間際に出した唯一のＳＭ作品で、帯には「岡本百合最初で最後のＳＭ」と書かれています。生年月日はAV女優お得意の諸説紛紛あるのですが、一番多いのが1968年（昭和43年）5月4日と言う事で、今は30代前半です。何処かで平凡な主婦でもしてるのでしょうか。この作品のリリースは1988年（昭和63年）6月9日という事ですから、かれこれ12年が経過している事になります。干支一回りしちゃったんですね。

あらすじは田舎の教師（恵比寿太一郎＝日比野達郎）と生徒（岡本百合）だった二人は、百合の卒業を機に交際を始め、男と女からＳとＭの関係になり、男はそれが永遠だと信じていたが、女は他の男と結婚してしまう…。という事で怨み節のハードな責めが課せられる訳です。

見所は全編！と言いたい所ですが、その中でも特に素晴らしい所を挙げます。
１）鞭責め
始まってすぐに鞭責めになります。最初は尻を剥かれて打たれますが、脱がされる場面があるのがいいです。よくこういう場面はカットされていきなり裸ってのが多いですが、こういう過程は女の羞恥する表情を覗える事が出来るので大切です。
ただしばらくすると乳房への鞭責めがあるのですが、ここは脱がされる場面が無いのが残念です。ボタンを外されブラジャーをめくられた時が見てみたかったですね。
しかしこの乳房への鞭責めは、巨乳の百合ならではの当てられた時にプルンと揺れるのがたまりません。

２）乳房責め
巨乳なので乳吸いや乳揉みなど乳房への責めがしっかりしています。アップショットも多いので、巨乳ファンにはたまらないでしょう。乳房への責めは前述の鞭責めと乳首の舐め吸い、乳房揉み、乳房への洗濯挟み付け、乳首吸引器（正式な名前が分かりませんがスポイトみたいなやつです）責め、そして後半には執拗な蝋責めがあります。
百合のセールスポイントだったパイズリをやらなかったのは、ＳＭとしては正解だったと思っています。

３）脱糞ファック
一番の見所はここでしょう。島崎梨乃の「インモラル女高生」や姫ゆり「大阪の女」にもありますが、浣腸されて糞を出しながらファックされるものです。ロッキングチェアにＭ字開脚で座らされた百合が浣腸され挿入されます。突かれる度にポンプの様に液便が固形の糞を出しながらピュッピュッと飛び出します。これは圧巻です。その後にも浣腸があります。こちらでもウサギの糞みたいな糞と浣腸液を勢い良く噴出します。

４）アナルファック
ここも見所です。クリームを付けてアナルをマッサージしますが、責めの様子が良く見えるいいアングルで映されています。よくここでヌイています。その後挿入に入るのですが、ギャグを噛まされながらも上げる絶叫がたまりません。後ろからのショットや抜き挿しするサオのアップなどアングルが素晴らしい場面です。その後アナルからコンドームを引き抜いて顔面に精液を流すのですが、場面としては素晴らしいと思うのですが、コンドームを残してサオを引き抜けるのかなと思うと…。

５）フェラチオ
飲尿とフェラチオがあります。飲尿は飲まされる前にコップがフレームアウトするので飛ばして…。小便を出したサオをフェラチオで掃除させるのですが、途中サオがすっぽ抜ける所がモザイク越しでもいやらしさを醸し出されています。

６）蝋責め
ラストは蝋責めです。先ずは先にも書きました通り乳房を執拗に責めます。こんもりと垂らして剥がし、乳首拓を取ります。次ぎは舌へ垂らします。今は舌への蝋責めも珍しくないですが、この頃は少なかった様な気がします。当初は結構ショックなシーンでした。
そしてフェラチオさせながら尻への蝋責め。時折アップで映る尻がたまりません。
尚、この場面では要所要所でアップカットが入ります。ここではしゃぶる顔と尻が交互でアップになります。次ぎは後背位でファックしながらの尻への蝋責めです。ここでは百合のアヘ顔がアップになります。突かれる度に波打つ尻肉と蝋を垂らされた時の絶叫がたまりません。そして正常位でファックしながら乳房への蝋責めとなります。ここでは結合部がアップになります。射精前にズコズコ入れられる様子がアップで映ってるのは最高です。

結局殆どの責めシーンは書いてしまいましたが、それだけ全編見所満載なのです。
殆ど早送りする事が無いんじゃないかと思います。
百合の肉付きのいい体は好みが分かれる所ですが、黒い縄にマッチしていていいと思います。
菊地エリが好みの方ならば多分お気に召されるのではないでしょうか。
またこの作品は責めが豊富できっちり決まっている事、アングルの良さも随一と感じております。
ＳＭが苦手な巨乳ファンでも乳責めは一見の価値があると思います。

私にとってはこの作品に出会ってから10年近く経ちますが、これ以上の傑作はまだ出会っていません。
オリジナル版も復刻版も廃盤になってしまい、レンタルでも次第に貸出す所が少なくなって来て入手は困難ですが、是非一度見て欲しい作品です。
※シネマジックさん。これを見てましたら愉芽の絆のＤＶＤ化をして下さい！絶対買いますから！