懐かしのSMビデオ劇場第11回「背徳の蜜」(アートビデオ)

西村が10年以上前に見た作品で、どうしても題名と主演女優が思い出せない作品がありました。当時、黒田透とともにアートで活躍していた甲斐太郎の演技が非常に印象に残っていましたが、肝心の作品名がわかりません。そのことを男優名鑑に書いたところ、あくあさんがその作品を紹介してくださいました。

 

西村さん、みなさん、こんばんは。
女優のSERINAさんの書き込みをはじめ、この掲示板がますます充実していくのがうれしいです。最近、今まで見たことがない古い作品を何とか見つけようと思っていますが、一つ印象に残るものを見たので書いてみたいと思います。

「背徳の蜜」(アートビデオ) 風間純子

これは思わぬ掘り出し物でした。本来、僕の趣味は即物的で、女優の容姿や責めのハードさで好き嫌いを判断してしまいますが、これは設定そのものに惹かれました。風間純子も美人ではありませんが、どこか恥じらいのある女子高生を好演していたと思います。
と、ここまで書いて、たまたま「男優名鑑」を見たところ、甲斐太郎の項に次のような記述がありました。
「題名も主演女優も忘れてしまいましたが、87年ごろのアートの作品で女子高生を甲斐太郎が鞭や蝋燭で責める作品がありました。この作品の女優は素朴な感じがしましたが、責めが進むにつれ悶え狂います。そこで甲斐太郎が笑顔で『ごめんね、ごめんね』と謝りながらも責めを止めないという姿が印象的でした。この作品をご存知の方、いらっしゃったら掲示板に書き込みお願いします。

これはまさしく「背徳の蜜」ですね(「女優名鑑」にも載ってました)。以下、内容を書いてみたいと思います。

☆神社の境内の片隅で、仲良く弁当を食べる中年男(甲斐太郎)と女子高生かおり(風間純子)。甲斐のナレーションによって、天涯孤独の身となった少女を遠縁にあたる男が引き取ったことがわかります。風間は美人というのではありませんが、笑顔がかわいらしく、田舎の純朴な女子高生という感じが良く出ています。甲斐は50歳近いという設定です。
少女の18歳の誕生日。帰宅した少女に男はワンピースをプレゼントします。少女が喜んでワンピースを着て男に見せると、男は2つめのプレゼントを渡します。プレゼントを開けた少女の表情は変わり、無言で家からかけ去ってしまいます。プレゼントはコンドームだったのです。

☆まずは少女の入浴シーン。その裸体も普通の女の子らしく感じられ、とてもそそられます。風呂から出て浴衣を着た少女の表情は、物憂く悲しげです。それもそのはず、男が屋根裏で布団をしいて待っているのです。少女はあえて抵抗しませんが、男に浴衣を脱がされる時、身体を縮め、両手で胸を隠したままです。顔もそむけたままで、少女の怖れ、不安、恥じらいがとてもよく表現されていました。
「かおり、怖がらなくていいんだよ」といいながら、男は布団にもぐりこみ、少女の身体をまさぐり始めます。男の口調は最後までゆっくりとしていて優しげ、そしてあやしげです。少女が布団で胸まで隠しているため、二人の身体は見えないのですが、真上からのアングルで、下半身の布団のうごめきと少女の表情がよくとらえられています。
はじめは声も出さずに我慢していた少女ですが、執拗な愛撫にだんだんと喘ぎ声を漏らし始めます。挿入されると、か細い声で「おじちゃん、おじちゃん」と言うところがかわいらしくも隠微です。布団はすでにはだけ、全裸で絡み合う中年男と少女の姿は、まさに禁断の睦み合いという感じがしました。
事が終わった後、少女は浴衣を着て自分の部屋へ戻ろうとしますが、男に呼び戻され、浴衣の紐で腕と乳房を縛られてしまいます。少女は「やだ、やだ、おじちゃん、怖い」といって抵抗しようとしますが、股間を執拗に舐められて感じてしまうのです。

☆神社の境内で少女が一人悩んでいる場面の後、ふたたび屋根裏のシーンです。少女が身につけているのは、上半身のセーラー服の夏服だけ。その上から麻縄で胸と腕がいっしょに縛られています。
男が「おじちゃん、何でこんなことするかわかるかなあ」「おじちゃん、かおりが18になるまで、ずーっと待ってたんだよ」「おじちゃんねえ、かおりのことが好きだからやってんだよ」と言いつつ、バイブ責めが始まります。「いや、いや、怖い」と言いながらも、しだいに少女は悶え始めます。
そのうち男は「お尻の穴も入れてみようねえ」と言い出し、バイブ二本で責め立てます。少女の顔は上気し、息遣いはどんどん荒くなっていきます。「一晩中やっていようねえ、ごめんねえ」 激しい責めに、少女の顔はのけぞり、ついに絶叫し始めるのでした。

☆ふたたび神社の境内で物憂げな表情のかおり。男が近づき、「今からしようよ」と言いながら、股間に手を入れてまさぐります。
場面は変わって、風呂場のシーン。男は全裸の少女を抱えて剃毛しています。少女の心が変化し始めたのでしょうか。目を閉じて顔を男の胸にゆだね、自分で太腿を持って両脚を大きく開き、男のなすがままになります。
男は少女を四つんばいにすると、尻の穴にゴム管を挿入します。「気持ちいいだろう」と聞かれて、うなづく少女。すでに少女は、男の与える快楽を進んで受け入れるようになっています。感じている時の風間の表情は本当に素晴らしく、少女から女への変化がよく伝わってきました。

☆上半身セーラー服の緊縛姿でフェラチオ・シーンです。フェラに合わせて股縄が動くような感じです。最後に、上気して真っ赤になった少女の顔に大量の精液が発射され、いやらしさが倍化されます。
男は、少女の両手首を柱につないでお尻を突き出させると、「かおり、女になったねえ。かわいいよ」と言いながら、パンティをおろして尻を剥き出しにします。白い蝋涙が少女の尻に落ち始めます。「ごめんねえ、ごめんねえ」と言いながら、男の蝋燭責めは続きます。少女の喘ぎ声も大きくなり、「おじちゃん、あつい」といって激しく悶えます。
さらに男は、少女の身体を膝の上で仰向けにして、腹、太腿、股間、乳房に容赦なく蝋をあびせます。少女の顔は苦痛でゆがみ、身体は男の上で激しく悶えます。「ごめんねえ、ごめんねえ」と言いながらも、男の表情は楽しげで、少女が「もういや、もう許して」と叫んでも、どんどん蝋を落とし続けます。このあたり、風間も本当に苦しげで、絶叫し、身体の悶えも一層激しさを増していきます。

☆ふたたび甲斐のモノローグで、快楽の虜となった二人の様子が語られます。画面は青みがかっています。まず緊縛での執拗な乳房愛撫。それから乳首に鎖のついた洗濯バサミがかまされます。部屋には、いくつかのこぶをつくった麻縄が張られ、少女がそれをまたいで歩きます。縄はちょうど少女の股間に食い込む高さで、男が洗濯バサミの鎖を引っ張るのにつれて、少女は縄の上を何往復もするのです。

☆ラストシーン。朝、少女が笑顔で登校します。この時の風間の顔は歯並びの悪さが目立ってしまい、ちょっと残念です。最後に少女を見送る男のモノローグ。「これからもっともっといろいろな事を教えたろうと思ってます。楽しみですわ」

全編をとおして、男は少女の身体を玩弄しながら、常にさまざまな言葉を少女に向かってささやきます(「きれえだねえ」、「かわいいお尻だねえ」、「痛いかい」etc.)。最後のあたり、「ごめんねえ」という言葉が少し多すぎるようにも感じましたが、こうした言葉の使い方は、とても効果的だったと思います。以上、僕の好きなハードな鞭打ちなどは出てきませんが、全体的な雰囲気がとてもよく、個人的には、AVの傑作だと思いました。

 

(以上 あくあさん)