甦るSMグラビアアイドルFile NO.17
雨宮亜紀

【別名】荒井理花(1981年にっかつ『女高生偽日記』に主演した際の芸名)


【活躍時期】昭和56年(1981年)ごろ。(『売られる前夜』の街でのスナップ写真に写っている映画ポスター『レイジング・ブル』は1980年の公開。『売られる前夜』は80年に撮影、81年発売の東京三世社発行写真集『少女、我が愛奴』の巻頭を飾った)

【グラビア】
(SMクラブ系)
「ふたりだけの秘密」「個人的な体験」「背徳の宴」「灯取り蛾」
(SMセレクト系)
「愛奴縄」「献身」「傷跡」「制服抄」「売られる前夜」「被虐の五線譜」
(SMファン系)
「淫魔は少女が好き」「可憐な陶酔」 「女子高生哀歌」(このグラビアはモノクロ。カラー版が見つかっていない)

ビニ本での出演は確認されていないが、右の画像が雨宮亜紀に似ている。

【映画およびビデオ】映画は「女高生偽日記」の1本のみ。ビデオ出演作品なしと思われる。

【コメント】
彼女を初めて見たのは「売られる前夜」。このグラビアは、ジーンズのスナップ写真、赤いワンピースのスナップ写真で始まる。緊縛ショットでは、小道具として、翌日着るであろう振袖、高校のときの制服が使われ、売られていくという彼女の薄幸な運命が良く表現されていた。
白い肌、上品な顔立ちで、多くのSMグラビアに登場したが、非常に表情の乏しいモデル。したがい、グラビアもソフト路線で、読者の想像力を試す内容が多く、小道具も浣腸器が使われたのは一度だけ。バイブやクリップが使用されたことがなかった。
彼女のグラビアを見ていると、表情の乏しい彼女で、どうやって読者の嗜虐心を満足させるか、いかにグラビアの担当者が頭をひねったかがわかるような気がしてくる。今でもファンが多いことを考えれば、担当者の悩みも無駄でなかったように思う。





【タイトル集】



(妄想)主演SMビデオ「売られる前夜」

「け、縛られても全然表情を変えやしねぇ。これじゃ、社長もお冠だぜ」。父親の借金から、明日、とほほ組の組長に嫁がされる亜紀。祝言前の激しい調教を描いた問題作。美女雨宮亜紀の表情が苦痛から、快楽に変わってゆく瞬間、すべてのSMマニアは歓喜するだろう。



1981年にっかつ作品「女高生偽日記」

荒木経惟の初監督作。六本木で女校生のリカ(荒井理花)は、モジャというカメラマンにビニ本のモデルにならないかと声をかけられる。ノーパン喫茶で何百万円も稼いだというクラスメートの話を聞いたことのあるリカは、誘われるままについていく。撮影後、カメラマンがリカを犯そうとするが、助手の短太郎が邪魔に入った。短大郎はリカをジャズバーへ誘った。しかし、店内はマリファナの香りに包まれ、珍妙な客が濃厚なセックスに耽っていた。リカは黒いショーツで、後ろ手縛りにされ、股縄を施される。体中を舐められ、悲鳴とも愉悦ともつかぬ声をあげて失神してしまう。しかし、これはすべて夢。リカは自慰を始めた。部屋に入ってきた弟をベッドに導いた。

ビデオはここでばったりと終わり、欲求不満の残る作品だった。ただ、雨宮亜紀の緊縛シーンでは左の画像のような彼女の喘ぐ表情を見ることができる。この表情をグラビアでも見せてくれたら、グラビア史上に残るような傑作グラビアが生まれたかもしれない。

なお、この作品、エロ映像としては使い道はないが、バブル前の六本木交差点、当時雨後のたけのこのように現れたノーパン喫茶、今見ると恥ずかしくなるような80年初頭のファッションが登場し、資料として見ると面白いかもしれない。



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