(最終更新日:20041128日)

男優名鑑

            SMビデオの良否は女優のみならず、男優も重要な要素です。こいつ
            のせいでタコビデオになったという作品は数多くあります。ビデオの
            パッケージに男優の名前や写真が出ることはまれですが、この男優だ
            ったらビデオがタコとなる確率が低いという格付けをムーディーズに
            真似て記しました。また、とりあえず悪代官(現在は悪代官)さんを
            始め常連さんのコメントも追記しました。
             
ムーディーズの格付け:AaaAaABaaBaBCaaCaC

 

○秋吉宏樹(アキヨシヒロキ)

dan%20akiyoshiSM作品は「奴隷秘書」(森原由紀)と「若妻・明智責め」(松本祐希)「インモラル天使」(三枝美憂)の脇役しか印象に残っていません。特に「インモラル天使」では三枝の家庭教師役で三枝に襲いかかってもやらせてもらえず、目の前で平本一穂と三枝のファックを見せられるという絵に描いたような脇役を演じていました。ずこずこと音つき指責めが得意で、KUKIの田崎由紀主演のスチュワーデスモノで潮吹きを見せてくれました。貧弱な容姿で印象の薄い男優ですが、目立たない分、作品をタコビにする力もないように思えます。アントニオ猪木に似ていると思っていたら、たのきんさんのホームページ「燃えてパッション」では春一番に似ていると評されていました。
格付け Ba
印象に残った作品 特になし

 

 

 

○明智伝鬼(アケチデンキ)

dan%20akechiden責めのきつさで定評ある「責め縄の巨匠」。主にシネマジックの大沼栄太郎監督作品に登場します。個人的には彼独特のギロチン型クリップを使った乳首責めに興奮します。責めがきついので、たいていの女優は涙を流して悶え狂います。印象に残っている彼の科白は宮木汐音の「喪服奴隷」の中で、縄を巻いた棒で性器を嬲られた宮木が泣き出したときに、あきれたように「堪え性(こらえしょう)がないねぇ」とため息をともに出した科白です。彼の残忍性を垣間見た気がしました。責めが終わった後に、女優をやさしそうに抱きしめるという行為には賛否両論があります。本番行為、フェラチオはNG。
女優が良く、かつ明智が出ていれば間違い無く見て損はないでしょう。ただし、最近はシネマジックの出演作があまりないのが残念。
格付け Aaa
印象に残った作品
【好印象】「喪服奴隷」(宮木汐音)「喪服奴隷」(宏岡みらい)「奴隷秘書」(森原由紀)「高級M倶楽部」(麻布マリア)「若妻・明智責め」(松本祐希)
【悪印象】特になし。

 

○池島ゆたか(イケシマユタカ)

dan%20ikeshima息の長い男優さんです。古くはシネマジック、99年頃からアートビデオの責め役として活躍しています。「悦虐縄人形」(工藤ひとみ)での容赦無い責めは印象的でした。「ボディコンハンター」(柴田めぐみ)では柴田のパンストを涎でびっしょりにし、脱がしたパンストの涎を絞るという気持ち悪い行為があり、それ以来印象は悪いです。アートビデオでは佐川銀二とコンビを組む場合が多く、池島が社長、佐川が社員、池島が組長、佐川が子分というふうにたいていは佐川をあごで使う役です。
格付け B
印象に残った作品
【好印象】「悦虐縄人形」(工藤ひとみ)、「女子大生被虐花」(成瀬美穂)
【悪印象】「ボディコンハンター」(柴田めぐみ)

 

 

 

○甲斐太郎(カイタロウ)

dan%20kai黒田透とともにアートビデオ初期に活躍したSM男優の草分け的存在。一見、良識のある中年男性に見えるところが不気味です。笑顔を絶やさずに女優を責める姿を見ると真性サディストかもしれません。
題名も主演女優も忘れてしまいましたが、87年ごろのアートの作品で女子高生を甲斐太郎が鞭や蝋燭で責める作品がありました。この作品の女優は素朴な感じがしましたが、責めが進むにつれ悶え狂います。そこで甲斐太郎が笑顔で「ごめんね、ごめんね」と謝りながらも責めを止めないという姿が印象的でした。この作品をご存知の方、いらっしゃったら掲示板に書き込みお願いします。(あくあさんから「懐かしのSMビデオ劇場」で「背徳の蜜」とご紹介頂きました。ありがとうございました)
格付け A
印象に残った作品
【好印象】「魔性の館」(朝比奈樹里。髪の毛を使った乳首責め)
【悪印象】特になし。
かわぐちながふみさんの書き込み 200410月)
男優さんの顔といえば、アサヒの缶コーヒー『ワンダ/モーニングショット』のテレビCMで"朝の飛行機出張篇 30秒バージョン"には、ARTビデオ等のSM作品でお馴染みの怪優・甲斐太郎氏の顔が一瞬だけ画面一杯の大アップでうつるのでワクワクです(見間違いでなければ)。

 

 

○加藤鷹(カトウタカ)

SM男優というよりも、アダルトビデオ業界において頂点に立つAV男優。最近はAV以外にも活動の幅を広げているようで、女房から「加藤鷹って知っている?」と聞かれたときはびっくらこきました。加藤というと潮吹きですが、SMビデオにおいて緊縛した女性への潮吹きというのは意外にありません。SODのSMシリーズの中でも緊縛を解いた後に潮を吹かせるシーンしか現在のところ見ていません。やはり、緊縛されている女性は緊張しているのでしょうか。
SMで印象に残っているのは「背徳淑女」(小泉しおり)の中で問題の解けない予備校生の小泉にきつい股縄を施し泣かせるシーンです。ただ、本格的なSM作品での出演作が以外に多くはないのが残念。
人気AV樹まり子と結婚していたが、離婚。現夫人はやはりAV女優の麻生早苗です。
格付け Aaa
印象に残った作品
【好印象】「背徳淑女」(小泉しおり)「ボディコンハンター」(野村理沙。きつい鞭責めが印象的。科白も良い)「制服伝説」(三原夕香。宇宙企画の一般アダルトだが、前手を縛られた三原に潮を吹かせるシーンがあり)
【悪印象】あまりにも潮吹きで売れたため、潮を吹かせる瞬間に女優でなく加藤の顔がアップになるシーンがある。題名は忘れたがKUKIの三原夕香主演作。(なお、三原夕香が良いのは宇宙企画時代だけでKUKI作品はおふざけの作品が多すぎて見る価値ないと個人的には思っています)

 

○栗原良(クリハラリョウ)

dan%20kuriharaにきび顔が気になる90年代前半に活躍した男優。
寡黙な人で、この人が出てくると安心できました。「鞭娘」の中上手縛り椅子に拘束された伊藤めぐみの乳房をひたすら鞭で責める姿は凛々しかったです。西村の記憶では、99年大原里美主演の「妄想教師に犯されて」という超タコビに出演していたのが最後です。疲れているという印象しか残りませんでした。
たのきんさんのホームページ「燃えてパッション」によると大野剣友会に所属していて、実際の放送でモモレンジャーの中にも入っていたそうです。
完全に消えたと思っていた栗原良ですが、2004年の夏、顔固さんから次のような書き込みを頂きました。
「さて、http://ggppss.homeip.net/solist/data/label040910_photo044.html この作品ですが、なんと栗原良監督です。いつの日か、ボディコンハンターのときみたいに女優を責め撮りしてくれるのでは?と期待しています。
旗手が調教師になるように映画の世界もAVの世界もどんどん世代交代してゆきますね。最近ご紹介できるようないい作品がないのでなかなか登場できません。完全に停滞期です」
格付け Aaa
印象に残った作品
【好印象】「鞭娘」(伊藤めぐみ)「奴隷花」(栗原由圭)
【悪印象】「妄想教師に犯されて」(大原里美)

 

○黒田透(クロダトオル)

dan%20kurodaアートビデオ初期の殆どの作品に責め役として登場したSM男優で、現在のところ彼を凌ぐ男優は残念ながら出ていません。責め役としてはもちろん、男優としても演技が自然で印象的でした。SMという淫靡な世界を演出するのが上手で、20代の西村は彼のせいでSMから足を洗えなくなってしまいました。
彼の科白で印象に残っているのは
「悪いおじさんだね。久美子をこんなに苛めて」「どうしよう、久美子、おかしくなっちゃう。久美子をいじめないで」(『美畜』小泉ケイ)
「乳首を立てて見ろ。いくら演技をしても駄目だ。女はこういったところで感じているかどうかわかるだ」(『隷奴・亜理沙』亜理沙)
(バイブ責めの前に)「本当は女にとって一番つらい責めだ」(『修羅奴隷』加賀恵子)
男優を引退してから、監督としてアートビデオに残りました。しかし、彼の監督作品はSMというよりもフェチ的な印象の作品で、黒田本来の個人的嗜好が色強く出てしまった感があります。なお黒田透=夢流ZOUという説もありますが、真偽のほどはわかりません。
格付け Aaa
印象に残った作品
【好印象】「美畜」(小泉ケイ)「隷奴・亜理沙」(亜理沙)「恥骨炎上」(中川明菜)「肉ただれ」(高瀬広美)他多数
【悪印象】特になし
(アカネさんのコメント)
ところで、西村さんもときどき触れられている「黒田透=夢流ZOU」説ですが、ある人ははっきり「同一人物」とここにカキコされてましたよね。「夢流ZOU」作品を見れば、どうみても黒田透と同一としか思えないものが多くあって、私も同一人物だと思います。『隷獣秘書』シリーズと、『○長の奴隷』シリーズ、同じ監督作品にしか見えないけどなあ。実際には前者が黒田作品で、後者が夢流ZOU作品ですよね。芹奈さんのカキコや、乱田舞さんのカキコでは、夢流ZOUはかなり気むずかしいところがある感じ。本名を明かせないと言うのは本人の強い意志を感じます。
アートもシネマジもDVDの復刻版が叶わない理由に監督のこだわりなんかもあるんかなあと思ってしまうこのごろです。
(西村のコメント)
夢流ZOU=黒田透同一人物説ですが、非常に興味のある話題です。アートの人に聞いても教えてくれるわけないし。夢流ZOUの監督作品に主演した芹奈さんに聞いても困らせるだけだし。結局、ああでもない、こうでもないと勝手に推理するしかないようです。
アカネさんの書かれている通り、作風に共通性が認められますが、決定的ではないと思います。夢流ZOUという名前から黒田透にアプローチできぬかと試みましたが、いいアイデアがありません。
因みに夢流ZOUはムルゾーと読むのだと理解しています。この名前から思い出すのは、カミュの小説「異邦人」ですが、ここから黒田透を導き出すことは出来ていません。この小説のストーリーと黒田透の接点も見えません。
この作品は映画化されていて、ムルゾーの役をやったのはマルチェロ・マストロヤンニですが、黒田透とは関係ないですね。うーん、何か良いアイデアはないでしょうか。
OGREさんのコメント)
まさしく探偵団ですよね!!すばらしい!!
因みに、うちのセンセは「バロン・すこんぶ」という名前で写真を撮ったりしてました(^^;
聞いてみたところ、意味なく、思いつきで、使ってみただけだとか・・・(^^;
(ミスターSさんのコメント)
数年前に、アートビデオに作品問い合わせで電話した際に、この話題になり、聞いたところ電話口の方は「そうですよ。今はそう名乗っているです。もう出演はやめて監督になったので変えたですね。」とあっさりおっしゃっていました。
(アカネさんのコメント)
ありゃ、あっさり解決しました。(^_^;)
そうですよね・・・責め方にしても、悪いくせにしても・・・。今後、「夢流ZOU」作品の見方が変わってきそう。
(西村のコメント)
なるほど、秘密でも何でもなさそうですね()
この件は個人的に興味のある話題です。実は、「写楽 仮名の悲劇」(梅原猛 新潮文庫)を模して「黒田透は誰か?」というページでも作ろうかなと思っていましたが、その必要もなくなりました。
その中では
1)黒田透と夢流ZOUの監督作品の類似性
2)俳優・黒田透/監督・黒田透と夢流ZOUの活躍期間の違い
3)黒田透と夢流ZOUの名前からの共通点
をメインに論じるつもりでいました。1)、2)は簡単に検証できると思いました。3)の検証は難しいかもしれませんが、OGREさんの書かれた通り「探偵団」らしい題材で、燃えておりました()。ただ、思いつきで付けられた名前であれば、どうしようもありませんが。
ミスターSさんの情報で、黒田透=夢流ZOUはほぼ確定的と思いますので、男優図鑑と監督図鑑を若干変えようと思います。
それと、もしこのページを夢流ZOUさんが見られていたら、お名前の由来を教えてください。何となく思いつき以上のものがあるように思えてなりません。宜しくお願いします。

 

○佐川銀次(サガワギンジ)

dan%20sagawa99年頃から、アートビデオの作品に頻繁に登場し良い味を出すようになりました。どちらかというとマイナーで池島ゆたかの補助役という印象が強いです。30代の割にはオヤジ顔で、画面に緊張感がなくなるという欠点があります。「猟奇荘奇譚5」では石川梨華カップヌードル食べながら責めていました。彼の出演作では、その姿が一番印象に残っています。小室芹奈との共演した作品の中で小室から「銀ちゃん」と呼ばれていました。その呼び名と外見があっています。けっこう好人物なのかもしれません。
格付け Bb
印象に残った作品
特になし。

 

 

 

 

○清水大敬(シミズタイケイ)

dan%20shimizu_taikeiどんな良い女優が出てきても、ビデオをタコにしてしまうという「タコビ製造最終兵器」。自分の涎とタンで、女優を責めるという最悪の得意技に存在感を感じてしまいます。アートビデオの「肉食獣」(吉田蜜流)では吉田に同情を感じてしまいました。私の好きな小林里穂主演の「ボディコン誘拐物語」が大洋図書から発売されたときは真っ先に購入しましたが、責め役として清水を見たときは地獄に落ちた気分でした。たのきんさんのホームページ「燃えてパッション」によると、元々は本格的な役者さんで、黒澤明の「影武者」に武田の侍の一人として出演した事もあるとのこと。
97
年頃からご尊顔を見なくなりました。清水の登場が減ったと同時にアートビデオや蛇縛で森山なんとかという男優が頻繁に登場するようになりました。この森山は清水に容姿がそっくりで、ずっと「清水大敬も年なのかなぁ。おとなしくなったなぁ」と勘違いしていました。
格付け C
印象に残った作品
【好印象】なし
【悪印象】全ての出演作。
(とりあえず悪代官さんのコメント)
清水大敬は私も好きではありませんが、「タンつぼキス」の出てこない作品もありますよ。しかし、あたってしまう可能性は絶えずついて回るので、それが絶えられない人は敬遠するほうが無難ではあります。

 

○志良玉弾吾(シラタマダンゴ)

dan%20shiratama名前が示すとおり、コメディアン的風貌ですが、たまにSM作品に出演し作品を壊しています。名前を知るまでは「カツオ」と呼んでいました。一般AVにはかなりの数に出演しています。なるべくSMには出て欲しくない男優のひとりです。
格付け C
印象に残った作品
【好印象】なし
【悪印象】「被虐のレースクイーン」(石川麻矢・カツオのくせにこんなイイ女とやれるなんてと年甲斐もなく嫉妬してしまいました)

 

 

 

 

○すあま(スアマ)

dan%20suamachan以下、ご本人から執筆頂きました。一応アップしますが、皆さん、お忙しいと思いますので、別に読まなくてもよいです。
すあま活動写眞社代表。2004年に彗星の如く現れた、期待の素人男優。男優以外にも、監督、脚本、演出などを手掛ける。普段は一流企業のエリートサラリーマンであり、窓際の席でお昼寝を欠かさないという生活を送っている。「The Prof.SuaMa's World」で見せた、ロリコンでマザコンの教授役は、素人とは思えないような怪演をし、掲示板にて”幼稚園のお遊戯レベル”と絶賛された。S役のはずなのに、M役の女優さんを泣かすこともできず、逆に女優さんの優しさに触れて号泣してしまったという、ダメダメ君でもある。神田家の長男であり、母は神田つばき、姉は荊子である。実は、探偵団常連のSさんと同一人物との説がある。
格付け N(ネガティブ)
印象に残った作品
The Prof.SuaMa's World sweet & bitter SM〜」以外特になし。

 

 

○セルジオ渡辺(セルジオワタナベ)

アートビデオ以外の作品では見たことがありません。スキンヘッドと低い声が独特の存在感をかもしだし、一度見たら忘れられない男優と思います。しかし、清水大敬のように煩くはなく、シーンに緊張感を生む優良男優の一人と評価しています。アートビデオ「極道の贄」のバイブ責めに見られるように責めが丁寧で、視聴者に欲求不満を残すことがありません。
格付け Aaa
印象に残った作品
【好印象】「極道の贄」(加納だりあ)「桃尻監禁魔」(水原美玲)「犯乳奴隷ナース」(岩下祥子)
【悪印象】特になし

 

 

 

 

○チョコボール向井(チョコボールムカイ)

dan%20chokoレスラー顔負けの体形。一時期、本物のレスラーでデビュー。得意技は駅弁固めで、人気AV女優の若菜瀬奈がマネージャー。しかし、20043月、東京・六本木のハプニングバーにて公然わいせつで逮捕。6月には女子高生とのわいせつ行為を撮影したDVDを製造したとして児童ポルノ禁止法違反容疑で逮捕されてしまいました。一般AVではメジャーな活躍ですが、SMビデオではあまり出演作がありません。「ボディコンハンター」(野村理沙)で野村にいいように騙される頭の足りないマッチョ役を好演。だんだんとサディスト的本性をむき出しにしてゆく様子が不気味で、もし「SMビデオ助演男優賞」なるものがあったら、彼に受賞させたいと思いました。
格付け Ba
印象に残った作品
「ボディコンハンター」以外特になし。

 

 

 

○奈加あきら(ナカアキラ)

dan%20naka%20akiraSMビデオファンなら入墨の責め役と言えば誰のことかすぐわかると思います。背中一面に見事な入墨を持ち、縛りの技術も相当にあるようです。「緊縛幻想2(蛇淫の女)」(加納だりあ)で腕の利かなくなってしまった彫師の役がSMビデオで見た最初と思いますが、自信がありません。風貌もやくざな雰囲気があり、特殊な役柄のみの出演かと思いきや、「被虐のレースクイーン」(水谷あみ)では喜劇的な役柄もそつなくこなしていました。技術があるので寡黙に女優を責めているときは優良男優と思いますが、もともと演技力のある人なのか科白をしゃべりたがるのと、自分の入墨を見せたがるナルシストであることが欠点です。本番は全て擬似行為と思っていましたが、最近の「メビウス1」(オーロラプロジェクト・渡辺なつき)ではちゃんと入れていました。
奈加は一時期、濡木痴夢男の主宰する緊美研のショウに出演していたことが、濡木の著作「緊縛の美 緊縛の悦楽」の中で述べられています。あの見事な縛りは濡木直伝なのでしょう。
小室芹奈さんによると奈加あきらさんは非常にお優しい方のようです。言いたい放題書かせてもらっていますが、SMマニア掲示板も良く見られているとのこと。オフ会があったら出席されたいとのことなので、是非お会いしたいと思っていますが、やはりちょっと怖い(笑)。
格付け Aa
印象に残った作品
【好印象】「奴隷女教師」(麻生早苗)「蛇縛輪姦」(千夏ゆい)等のように黙って責めている作品
【悪印象】「ボンデージウォーリアーズ」(深井藍・演技が臭い)「インモラル天使」(深井藍・ファックシーンでは深井の顔よりも奈加の入墨のほうが長時間映っていたような気がする。

 

 

○中野D児(ナカノDジ)

dan%20nakanodアートビデオの黒田透と並び、シネマジックの初期作品から登場しているSM男優の草分け的存在。菊池えりの作品に多く登場し、今なお現役で多くの出演作があるのは立派です。サングラスに髭、昔から風貌はほとんど変わっていません。「闇のヒロイン」はバーテンの役で、山口久美子に褌をつけてバーカウンターに立たせお客の前で褌を食い込ませ、感じまいと堪える山口の様子を楽しむという行為は不思議に興奮しました。また「生贄の季節」での島崎里矢への容赦ない蝋燭責めには彼のサディズムを感じました。評価は好きか嫌いで、完全にわかれると思います。個人的にはキャラクターが固定されていて、外れのない男優と考えています。なお、48分の1縮尺の飛行機プラモデルのコレクター。宝島のムック「おたくの本」に彼の部屋の写真が出ていましたが、非常にマニア的でした。監督の中野敏栄と同一人物という説もありますが、未確認です。
格付け Aaa
印象に残った作品
【好印象】
「闇のヒロイン」(山口久美子)「生贄の季節」(島崎里矢)「奴隷姉妹3」(篠原真女・小野美晴 『お前らは、こんなことをされるために今まで生きてきたのか』というせりふが印象的でした)
【悪印象】
ウルトラDというシリーズはフェチすぎて好きになれません。
(とりあえず悪代官さんのコメント)
最も解せなかったのが、中野D児の Aaa 評価です。
私の中では、この人、最低ランクなのです。
格付け評価は名前の通り D を進呈したいぐらいです。(冗談冗談、本当は Ca ぐらい)
彼は確か、シネマジックが出版社(KKサン出版だったか)から独立するときに、編集者だったのを引き抜いたと聞いていますが、アートビデオや大洋図書の作品にも出ていましたね。黙っていればその風貌はまあまあなんですが、台詞がつくとまるでダメです。特に、漫画のふきだしのような「ふっ、ふっ、ふ」という鼻にかけたうそ笑いと、「お嬢さんー、ここがぁー、気持ちいいですかぁー」と、語尾を上げながら区切り区切りにしゃべる口調(私はこれを、ひとり割台詞と呼んでいます)が、一瞬にして場をしらけさせてしまいます。また、大きなモザイクの上からでもその一物が萎えきっているのを確認できることがちょくちょくあります。
「聖女学園物語2 とらわれて…」(大洋図書)などはその最たるものです。(女優名鑑石原めぐみの項では「聖少女学園物語2」となっていますが、正しくは「聖女学園物語2」です)
Den.さんのコメント)
これは僕も同感です。彼の演技はあまりにもチープですね。
今まで僕がダビングしたり購入したりしたビデオに、中野D児の出演作は1つもないのですが、監督としての演出も含めて個人的に点数をまったくあげられません。
(ダンスシューズさんのコメント)
中野英児さんの言う通り(!?)中野D児監督は本当、人気ないですね。
僕の中では文句なく、ナンバー1なんですけどね・・・。
西村さんのおっしゃるとおり、「闇のヒロイン」は名作だと思います。
ウルトラD、どっかにないかな・・・。
(中野英児さんのコメント)
私がダビングしたビデオの中で、中野D児の出演している作品は95%くらいです。趣味趣向は人それぞれですね。
ダンスシューズさん、こんばんは。
中野D児ファンは肩身が狭いです(T_T)。ほそぼそとやりましょう。
(エースさんのコメント)
D児さんのビデオは好き嫌いがはっきりでるですよしかたないです。しかし好きになるとはまっちゃうですよ。ウルトラDなんて他の人にはつくれない世界ですし・・・。D児さんは僕の師匠のような人ですから今も尊敬しています。
(ボビーさんのコメント)
D児の作品(出ていたと思うけど記憶違いかも)でお気に入りは,早朝と思われる街中を全裸で縛った女をあるかせたり,最後に森の中で逆さ吊り(超お気に入り)され叫んでいる場面で終わるものでした。タイトルは残念ながら覚えてません
DDさんのコメント)
中野D嫌いじゃないですよ。勿論たくさんダビングもしてます。フェティッシュ的にはたまらないことも多いです。色など映像的には綺麗だし。陰鬱な映像の監督とはまた違う良さがあります。特に画面が暗すぎの作品に比べると女優さんがちゃんと見えていい。また女の子にとって特に恥ずかしいであろうお腹のぜい肉を洗濯バサミ責めしたり苛めるとこは大好きですね。他ではあまり見れません
ま、ハードさには欠けるかな?でも人によって好き嫌いがあるというのは、それだけその監督独自の世界が完成されてるということなのでいいことじゃないでしょうか?英児さん、何も「ほそぼそと」やらなくても・・・(苦笑)。人の趣味にも寛容になりつつ、自らの好みも思いっきり書きこみましょうよ!
ところでD児さん、以前フツーの番組で「ローリングストーンズ(だっけ?)マニア」でちょっと出たときは、なんか不思議な気持ちでした。だってAVでしか見たことない人がフツーに喋ってるんだもん(笑)。親近感感じる一方で、民放で見ちゃいけない人の顔みてしまったような・・・。勿論グラサン姿。
SOD&アタッカーズさんのコメント)
ボビーさんが触れられた作品のタイトルは「奴隷白書」で、私もこれは気に入っております。
中野の手下と思われるスキンヘッドの若い男が女を全裸後手縛りにして、そのうえ股縄を掛け街中を引き回し人気の無い道端で犯します。その後、中野の元へ女を連れて行き色々な責めが始まります。蟹縛りのまま俯きにして性器が良く見える状態にし、若い男がそこへ野菜等をぶち込みます。(いづれもコンドームに入れて)最初に胡瓜、そして人参次にたくあんとエスカレートしていきます。性器に入れたままそれらをうまそうにかじると女が悲鳴を上げます。それからゆで卵を入れて「鶏みたいに卵を産め」と責めたてると女は必死に気張り産み落とそうしますがなかなか出ません。中野がアシストして引っ張り出しますと女もホッとした表情になります。
次に棕櫚縄(全裸)で縛られた女に対して洗濯挟み(プラスティック製)を乳房や腹部につけて行きます。かなりきつそうで一つづつ取外していくと洗濯挟みの後がしっかり残っていました。
蝋燭責めもきつそうで必死に逃げ回る表情が良かったです。
次は浣腸です。排便が良く見える様に木製の踏み台(この踏み台は当時のシネマジックの作品の中で見ることが出来た)に上らせ浣腸器でグリセリンをたっぷり注入されおそってくる便意をこらえる様は堪りませんでした。
中野が受けていた洗面器に勢い良く脱糞し一杯になりました。
その後、全裸後手股縄縛りで山中を裸足で引き回します。足が痛いのかピョンピョンと飛び跳ねる様に歩くと乳房が上下に揺れいかにも辛そうでした。途中女が尿意をもよおし道端にしゃがみこみます。股縄を外してやりそこでオシッコをさせます。恥ずかしそうな女の表情が良かったです。
それから、大木に女を縛りつけ立ったままの状態で犯します。
最後に泣き叫ぶ女を逆さづりにして男たちは立ち去ります。
ずいぶん前の作品で記憶違いもあるかもしれませんが、以上のようなストーリーだったと思います。(この作品のテープを処分してしまったことを後悔しています)尚、出演女優の名前は、森みどりだったと思います。彼女はその他のシネマジックにも出演しています。タイトルを思い出せませんが、廃屋の中全裸柱に吊られたまま浣腸をされ、両足を水平に引っ張られ足をばたばたしながら「あぁー我慢できない、出そう」と便意をこらえるシーンがあったことを覚えています。もちろん大量のウンコを出したことは言うまでも有りません。(下に降ろされ洗面器へ)
(カシワギ・ユタカさんのコメント)
その作品名は「スレイブ・ハンター」だったと思います。
浣腸シーンが凄いインパクトでした。
「奴隷白書」の浣腸シーンは「ピンクアナル」と言うシネマジックの浣腸オムニバスビデオに出てます。「みどり」は二人目に登場です。

 

○並木翔(ナミキショウ)

dan%20namikisho(とりあえず悪代官さんのコメント)
シネマジックあたりでは昔よく見かけた男優です。チンピラ風でやや癖はありますが、それだけに画面に緊張感を出せる人でした。「猥褻娘」で、ボールギャグをかまされたうえ縛られ、浣腸された女優(有希蘭)にファックをかまし、女がブシュッ、ブシュッと排泄するのもかまわず、黙々とやり続けた冷血漢ぶりが印象に残っています。
しゃべるとぼろが出るのを自覚しているのか、無駄なしゃべりはあまりなかったと記憶しています。
格付け A

 

 

 

 

○濡木痴夢男(ヌレキチムオ)

dan%20nureki_chimuoご存知の縄師の先生ですが、出たがりなのかパンダのぬいぐるみのようなそのお姿をしばしば登場させ、雰囲気をぶち壊しにしています。ソフトオンディマンドの「緊縛M女調教」(駒井恋)のように「大トロの後にカツ丼を食べたときみたいに気持ちいいでしょ」とオヤジギャグを飛ばし被縛者をリラックスさせようとしますが、止めて欲しい行為です。また、二人称を「彼女」と呼ぶのもオヤジ臭いと思います。
男優としての濡木先生は全く評価できませんが、河出文庫から出版された「緊縛の美・緊縛の悦楽」は必読です。緊縛の蘊蓄、例えば「股縄」タテ縄と呼んでいたが、股以外にも縦方向に縄を掛ける部分(例えば乳房の上下の縄を絞る縄は縦方向に掛ける)が多く、タテ縄というだけではどの部分の縄か特定できず、「股縄」と呼ぶようになったこと。しかし、股縄という呼称は余りにもストレートで、マニアから怒りの手紙をもらったこと。税務署の申告の時、緊縛の説明に苦慮したこと、緊美研のこぼれ話等、興味深いエピソードが豊富です。
なお、濡木先生は1930年生まれで今までに縛った女性の数は3800人とのこと。すごい人です。
2013
99日逝去
格付け C
印象に残った作品
【好印象】
殆どありませんが、小泉しおりと扇まやの主演した「女囚幻想」は黙って縛ることだけに専念していて好感が持てました。
【悪印象】
全ての出演作。

 

○速水健二(ハヤミケンジ)

dan%20hayamiSMだけでなくアダルトビデオの創世期から活躍する大ベテラン男優。もともとは普通の役者さんで、レーザーディスクカラオケでご尊顔を拝見したこともあります。そのときはマイクを持ちながら、ひっくり返りました。一応安心度の高い男優と思いますが、劇団出身独特の臭い演技もあります。「マルチの女」(水原美々)での鞭責めのシーンで、「お尻は真っ赤。猿のよう」と半ば歌いながら責めていたのは、ちょっとやりすぎと思いました。一方、大洋図書の「夢魔の刻印」(小泉しおり)で聾唖のサディストの役を演じたことがあり、そのときは科白を一言も話さずに小泉を責めていました。技術のある男優さんなので、変に演技をしない方が、良い男優と思います。
2003
年の末、エースさんのご紹介により、先日速水さん
ご自身が「SMマニア掲示板」に書き込んでくださいました。ホームページも開設されていて、それによると昭和36年生まれとのこと。併設の掲示板では、ファンの質問に丁寧に答えられています。出演されたレーザーディスクカラオケの題名が長い間思い出せず、質問したらアルフィの「メリーアン」という回答をもらいました。速水さん自らこの歌をスナックで歌ったとのことです。「お客さんや、お店の人がびっくりした顔を見るのが楽しくて、内緒で歌ったものでした。すると飲み代をただにしてくれたものでした」。何となく良い話です。
また、中野英児さんがデビュー作ついて質問されていましたが、これについても次のような回答を頂きました。
「私のデビュー作は、メーカーの名前は忘れましたし今はありませんが、『ダンシング・ドール』と言うタイトルだったと記憶しています。今から22年前の事で、私が20歳になった直後の撮影でした。
相手の女優さんは、今は一般作の女優さんになられています美保純チャンです。
当時彼女もデビューしたての新人さんで、二人でどきどきしながら撮影したのを覚えています。
撮影場所は、東名横浜インターの側に今もある船の形をしたラブホテル・クイーンエリザベス石庭でした。撮影を終わりに純チャンと二人で横浜から電車に乗って帰って来ました。今は懐かしい思い出です。
それから純ちゃんとは日活撮影所の食堂で何度か逢いましたが共演はありません。でも私はポルノ映画の撮影ではなく日活撮影所で撮られていたTV時代劇に毎日のように通っていました。エキストラのような役でしたけど、そのときに殺陣を勉強していました」。
なお、k.koizumiさんによると「ダンシング・ドール」は「みずビデオパック」というメーカーから、「ビデオ生撮り10大スター競演シリーズ」として1982年に発売された60分もの。現在では超ど級のお宝ビデオらしいです。
格付け Aa
印象に残った作品
【好印象】「生贄の季節」(島崎里矢)「マルチの女」(水原美々)「背徳のフライト」(浅間夕子)
【悪印象】「禁断の生尺八」(小野美晴。学生服を着た高校生役はどう考えても無理がある)
(とりあえず悪代官さんのコメント)
絶対安全といえるのは、日比野達郎と速水健二です。
妙な癖もないし、なんとなれば、このふたりは安物の縄師よりはよほどまともな縛りができますから、さあ、これからいよいよというときに、ブツッと場面が切れて、次のシーンではもう女はぐるぐる巻き…なんてことの防げる数少ない男優だからです。
このふたりを使って及第点の作品も作れないようでは、監督失格といわざるを得ません。これはさすがに皆さん同感と思いますが、如何。なお、日比野達郎は、80年代には恵比寿太一郎をはじめとして、いろんな名前を名乗っていました。(「藤」のつく名前もありましたが忘れました)

 

 

○日比野達郎(ヒビノタツロウ)

dan%20hibinoSMビデオ出演本数では速水と並ぶ大ベテラン男優。人の良さそうな兄ちゃんの容貌を持つ割には責めの技術は良いです。ただ、ファックシーンで、女優と密着するのはやめて欲しいです。たのきんさんのホームページ「燃えてパッション」によると、奥さんは元刺青女優の加納妖子だそうです。
格付け Aa
印象に残った作品
【好印象】「背徳のフライト」(池上恵美)「奴隷秘書」(風吹あんな。両方とも情け容赦ない鞭責めが良かった)「奴隷女教師」(吉川由貴。足指での乳首責め、縛りながらのファックに技術の高さを感じた)
【悪印象】奇譚クラブの素人モノに多い。

 

 

 

○平賀勘一(ヒラガカンイチ)

dan%20tairaka平勘一とタイトルに出てくる作品もあります。毛深いコメディアン系。大洋図書の「愛奴監禁・淫虐の夢魔」(水原美々)ではやけに煩い変質者の役を演じ、あまり良い印象がありません。一般アダルトでは陽気なエロオヤジ役が多いので、SMにはあまり向いていないのかもしれません。ただ、死夜悪では良い味を出していると思います。「ショムサン悲歌」では小室友里にきんたまを鷲づかみにされ、キレしまう部長を好演していました。
最近気付いたのですが、意外にヒロインに惚れられるという役柄が多いような気がします。インモラル天使では小野美晴、新山愛里、長瀬麻衣子から惚れられていました。ちょっと妬けてしまいます。
格付け Ca
印象に残った作品
【好印象】SMでは特になし
【悪印象】「愛奴監禁・淫虐の夢魔」(水原美々)「インモラル天使」(長瀬麻衣子。女子高生に憧れられるおじさんの役を演じていましたが、やはり違和感がありました)

 

 

○平口広美(ヒラグチヒロミ)

dan%20hiraguchiPDVD_016人間がやたら殺される鬼畜系漫画家としても活躍。独特の作風で、見ればすぐにわかると思います。
長い顔にスキンヘッド、大きい声と存在感のある男優で女優より目だってしまうというAV男優としては致命的欠点があります。古い作品ですが、「被虐のカルテ」では浣腸されオムツをされた林こずえにやたらと「出せ、出せ」と叫んでいたのが印象に残り、肝心の林こずえの反応が思い出せなくなってしまいました。意外にやさしい面もあり「仮面の花嫁」では鞭責めの苦痛と恐怖から本当にパニックになってしまった小野美晴の様子に慌て、抱きしめて宥めていました。
格付け Ca
印象に残った作品
【好印象】特になし
【悪印象】出演した全ての作品

 

 

 

○マグナム北斗(マグナムホクト)

dan%20magnaumdarekashirab05AV男優の草分け的存在ですが、西村はまったく知りませんでした。SMビデオではシネマジックの「猥褻娘」(主演:有希蘭)で並木翔と共演。「猥褻娘」をお持ちだけどどちらがどちらかは不明の豊田仮名さんから並木翔とともにマグナム北斗の画像ももらいました。常連の皆さんに鑑定をお願いするために「SMマニア掲示板」にアップしたところ、ご本人のご登場も含め、以下の書き込みを頂きました。(200410月末)
(悪代官さんの書き込み)
大洋図書でマグナム北斗が出ていたのは「スレイブハンター」ではなく、秋真琴主演の「ボディコンスレイブ2」でした。このビデオは男優陣がやたら豪華で、他に甲斐太郎や中野D児など、詳細不明の人を含めると全部で6〜7人も出てきます。そんな訳でマグナム北斗はメイン男優とは言えませんが、兄貴分も弟分もいるという中間的なチンピラを見事に演じていました。アドリブと思われる台詞も的を射ており、この作品で「替えがきかない」のは、おそらく彼だけでしょう。私が知っている関西弁を使う男優の中では、一番自然で、かつ迫力があります。
(マグやんの書き込み)
驚きましたネェ・・・。全く知らないところで俺の話題が出てるとは。これは悪いことは出来ないもんですね。ホンマに不思議な気分です。
(悪代官さんの書き込み)
マグやん、はじめまして。男優にはうるさい(笑)悪代官といいます。古くからビデオを見てる人には「マグナム北斗」の名前はよく知られていると思いますよ。もとより悪いことはできません。(笑)
下のほうで、思いついたのを2〜3挙げましたが、SM作品の出演は意外に少ないですね。ややハスキーなドスの利いた声と関西弁は、SMに向いてると思うだけどなあ。標準語の「オラオラ調」はどうも性に合いません。わたしゃ関西人なので、特にそう思う訳です。他に「SMに出たよ」というのがあったら、タイトルを教えてください。
(豊田仮名さんの書き込み)
マグナム北斗様、はじめまして!
>これは悪いことは出来ないもんですね。
いやぁ、悪い書き込みも出来なものです(滝汗)。もちろん、悪口を書いた覚えは無いのですが、『猥褻娘』という作品にて、マグナム北斗様、並木翔様を存じ上げなかったもので、申し訳有りませんでした。
SMビデオは、他のアダルト作品以上に、どの様な俳優さんがいらっしゃるかによって、題材にできるストーリーの幅が変わってくると思います。ことに男優さんに関しては人材難との事ですから、これからも是非活躍して頂きたいと存じます。
(エースさんの書き込み)
お初ですマグやん  お初なのにマグやんとはなれなれしくてすんません。芹奈ちゃんのとこや健ちゃんのところで名前を久々に見て懐かしく思ってました。アダルトビデオ創成期からのマニアなんでもちろん"マグナム北斗"は知っていますよ。もちろんコレクションのなかに出演作品もあります(^^)これからも頑張っていろいろと活躍してくださいね〜!!!
(ナイロン77さんの書き込み)
え?マグナムさんご本人ですか!もう何年も前の話になってしまいますが、マニアな地下お笑いライブで何度か拝見したことがあります。古い話ですいません。
かわぐちながふみさんの書き込み)
マグナムさんの解説には『御当地キティちゃんの根付けを集めている(2004年現在)』という小ネタもお忘れなく。
[
以下200411月追記]
「出演作品にSM作品がありますか」という問いには以下の通りにコメントくださいました。
(マグやんの書き込み)
SM作品があったら教えてくれって聞かれたので、思い出したのを書きますね。SMと言えるのか分かりませんが、アートビデオのいんらんクリニックってやつに2本と、後数本出ましたね。黒田 透氏と二人で責めてる坊さん役のもありますね。いんらんクリニックは確か北村舞子と、あと誰やったかなぁ・・・?末次富士子の何かにも出たし、志摩紫光にしばかれた日活のもあるし、初代マリーさんにしばかれたのもありました。STUDIO418にもよく出てるので、なんなら探してみてください。
(エースさんの書き込み)
マグやん、こんばんは!「いんらんクリニック」のAは「停電騒動・のけぞる 山口明菜(星野麻由)」これかな?テープが今取り出せない状態なので映像では確かめてません
(マグやんの書き込み)
それそれ、思い出した。停電騒動が2本目ですわ。これってホンマに途中で停電したですよ。アクシデントがそのままタイトルになってまったんやね。多分、俺も若くて変な作品やと思います。なんせ見たことないで・・・。
ホームページhttp://www.magnumhokuto.com

 

 

 

○山本竜二(ヤマモトリュウジ)

たのきんさんのホームページ「燃えてパッション」によると父子二代にわたる役者(しかもアラカンの親戚)で、ピンク映画の監督や落語もこなす才人だそうです。NHKのドラマにもたまに出演します。先日は危なく女房の前で叫びそうになりました。アクが強く、女優よりも目だってしまうという欠点もありますが、はまった役だと非常に良い味を出します。「奴隷秘書」(白鳥七瀬)での会長役や「白い肉魔」の組長役など組織の頂点に立つ役であれば安心して見ていられます。変質者の役では「あへ、あへ」という奇声により間違い無く作品をタコビデオにしてしまいます。奥さんは、元AV女優の大沢裕子。
格付け 役によって違うので格付け不可能
印象に残った作品
【好印象】「午後3時の訪問者」(矢吹まりな。矢吹に憧れる部長役を好演し、ドラマとして作品を成功させました)
【悪印象】「曲馬団の生贄」(寺田弥生。日比野を山本がフェラチオするシーンがあったような。正視できなかったので、別の作品かもしれません)
(とりあえず悪代官さんのコメント)
山本竜二の変態おじさんには、私も辟易してしまいます。しかしその演技力は抜群で、「緊縛侠花伝」や「ノ一狩り」(ともにシネマジック)といった特殊な作品もさりげなくこなしていました。
実績のある人ですから、この人の出ている作品には注意なんてことは、とても言えません。西村さんが評価をつけにくいとした理由もよくわかります。
彼の失態をひとつ。いつだったか、女をかせたときにニヤッとして監督のほうを見てしまったことがありました。らしくもない。彼だからこそ印象に残ってしまった失態でした。
すあまさんのコメント)
山本竜二氏の父は殺陣師、祖父は黒澤明監督の『羅生門』の制作担当。ニワトリとやったこともあるとのこと。

 

○乱田舞(ランダマイ)

dan%20randa縄師兼男優。99年ごろからアートビデオと蛇縛の監督業も始めました。シネマジックの「緊縛パーフォマンス」(麻生早苗)で見たのが最初です。「何かを感じるだ」「痛いだけじゃないはずだ」「イケ、イケ、イケ、イケ」という絶叫を聞いたときはタコ男優と評価しましたが、もともと本格的に演技を勉強されただけあって、良い味を出している作品もあります。アートビデオの「美聖女乱れ咲き」(大宮良)では苦痛責め、色責めをバランス良く織り交ぜています。フェラチオ、本番はNGのようです。
SMマニア掲示板にもときどき書き込みしてくださいます。たまたまSMマニア掲示板で昔の深夜番組の話題になったときに「天才・秀才・バカシリーズ、良く聞いていました」と一言だけ書き込みされたときは、笑ってしまいました。西村と同様、偏頭痛持ちで、新薬が発売されたとき、わざわざメールでご連絡頂きました。西村の作品紹介では「煩い」「演技が臭い」「脚本が噴飯モノ」とめちゃくちゃ書かせて頂いていますが、評価は評価として受け入れるという非常にフェアな方と思います。アタッカーズの掲示板を見ても、ファンを大事にされているという印象です。ただ作風が西村の趣味に合わないということだけが問題ですが、これは個人的な好き好きの問題なので、大きい問題ではないです。
格付け 評価は人によって両極端
印象に残った作品
【好印象】「美聖女乱れ咲き」(大宮良)「乱熟の堕天使」(綾瀬志麻)
【悪印象】「緊縛パーフォマンス 正・続」(麻生早苗)「奴隷通信」(田川沙也。田川がイクときにイケ、イケ、イケと絶叫するので田川の泣き声が消されたように思えます)
(とりあえず悪代官さんのコメント)
監督としても大失格の彼が最も役者の仕事(男優としての仕事はできていない)をしているのは、グローリークエストの完全緊縛強姦シリーズでしょう。羊頭狗肉を地でいくこのシリーズでは、西村さんの嫌いな例の台詞もはいていますし、「泣いてみろよー」とか、「抵抗してみろよー」などと本来男優が口にすべきことと逆のことを言って自らの迫力のなさを露呈してしまっています。これでは、「迫力があるように見せかけたいので、ちょっと涙を流してみてください、抵抗してみてください」と言ってるようなもんです。が、本人が監督では、注意する人もありません。
そうですか、シネマジックやアートにも進出してしまいましたか。
名前はクレジットされていませんが、蛇縛は全作彼ではないかと思います。
もっとも私は、はじめの10本前後で切りましたから、その後の作品についてはなんとも言えませんが…。(切る=見切る、見限る、もう買わないと心に決める)
あ、いつのまにか、監督としての話になってしまいました。
Den.さんのコメント)
彼の監督&出演作品はライブ版も含めてたくさん見てきました。
インディーズでは一般AVも含めてもっとも活躍しているSM系緊縛師だと思います。
彼の基本はライブ版で見られる緊縛師であって、監督としての才能はなさそうです。ストーリーも情けない物が多く、「わざとらしい」という表現が合っている感じです。男優としてもこの「わざとらしい」ところが多く出てしまっています。
#演技なしで普通にSM調教している場合はまともだったですが、
#インディーズに多数出るようになって、だんだん酷くなって
#きているようです。

 

○雪村春樹(ユキムラハルキ)

dan%20yukimura縄師兼監督兼男優。独特の大阪弁と荒い息遣いがどうしても好きになれません。94年の10月に神田の「すずらん堂」でSM雑誌を大量に買っているのを目撃しました。結構小さいオジさんでした。格付けと印象に残った作品等は「監督名鑑」をご参照ください。

 

 

 

 

 

 

 

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